「菱の実プロジェクト」~印旛沼のアサザ~ の段
日増しに「ひしろぐ」と化しつつある「しころぐ」。
今日は、印旛沼(千葉)の菱情報だよ!
「NPOいんば」
沼の水質向上や環境の改善を図るべく調査研究したり、
沼と地域の人々のために幅広くご活動をされているNPOさま。
HPで情報を拝見し、現在の印旛沼での菱の状況をお伺いしたく、メールをお送りしたところ、代表さまからお電話を頂戴しました。快くご対応いただき、ありがとうございます!
(菱関係各所のみなさま、お手数をおかけしてすみません・・・)
以下ざっくりと↓
・印旛沼、昔は綺麗な沼だった・・・良く泳いだ・・・菱もよく採って食べた・・・。
・菱は春先に沼底で根をはり、新芽を出し、入梅(6月~)以降に成長、9月頃最盛期。
・冬は枯れて実は沼底に沈む。
・浄化作用が若干あるが、枯れると腐植し、水質汚染の要因となる。どちらかというと害。
・そのため、秋口に刈り取る。
・なので、今の時期はない。
・今年も外来種繁茂問題をテーマにTV取材が来たが、2月だったから何もなかった。
・菱酒を造っている九州に倣い、かつては印旛沼でも唐菱の養殖を試みたりした。
・以前、菱研究部を発足し、菱の有効利用法(カレーなどのメニュー)を考案したりしていたが、メンバーの高齢化などで休止。
・印旛沼での繁殖ポイントはさまざまだが、NPOの活動拠点である西印旛沼・さくら市でももちろん生える。
・ところで「アサザ」はご存じか。
・沼の在来水草「アサザ」は、とってもきれいな花をつける。
・アサザは万葉時代から歌に詠まれている歴史深い植物でもある。
・NPOではアサザの保全を目指している。
・啓蒙活動として、近隣の小学校の溜池でアサザを育ててもらう活動をしている(アサザバンク活動)。
・できればアサザにも興味を持っていただきたい。
なるほど・・・アサザですね・・・!アサザバンク活動は約20の小学校で取り組まれているそうです。きっと愛らしい花が咲き、小学生たちを健やかに楽しませているのでしょう・・・・・
と、というわけで、菱!!!
ひとまず、印旛沼では夏に採取することができるかもしれません。
ひとまず、印旛沼では夏に採取することができるかもしれません。
種類ですが、トゲ3つ(4つ?あれ、メモには3って書いてるな;)のオニビシと仰っていました!
来年、待ってろ!アサz、じゃなくて菱!!!
ひしみん「刈り取られる前に頼む!!!」
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コメント
調査おつかれ!
もう菱レポートかけそうだねー(笑)
オニビシ、琵琶湖にも生息している模様!
ちょっと調査にいっちゃおうかなぁー\(^o^)/
投稿: 千 | 2012年11月29日 (木) 23時51分
いや、まだまだ…!
ほんとは菱の実じゃなくて撒き菱について考察したいー。
琵琶湖にもあるっぽいよね!さすが千姫フットワーク軽い!!(笑)
投稿: しころ | 2012年11月30日 (金) 07時40分