翔べ!小小しころ! の段
「大凧に乗って上空に舞い上がる」
忍者になったらやってみたいことTOP10にランクインするとかしないとか、とりあえず誰しも一度は何らかの忍者作品などで目にしているであろう、凧に乗る忍者像。
等身大の頑丈な凧の四隅に四肢を張り付け、風に乗って上へ上へと高く揚がることができたら―
忍者好きならそんな情景を夢想した人も少なくないはず。
私も「子どもの体重だったらもしかすると行けるんじゃないか?」と思っていた時代があったかもしれない。
けれど、そんなことが本当に出来ると思える心はおろか、それが分かりつつチャレンジする遊び心もエネルギーも失ってしまって久しい。
【失っていない人たちのまぶしい姿】
https://youtu.be/p5HRmnEisLw(NinTube大凧回)
しかし、
なんの拍子か「凧揚げしたい」×「凧に乗りたい」という2つの願いが重なったある時、私は「自分を張り付けた凧を揚げてみよう」と思い立ち、ネットで角凧を買い、貼り付け用の写真を撮っていた。
Googleフォトによると、「凧貼り付け用写真」を撮ったのは2018年1/5らしい(確かあきる野での山修行時に撮影)。
いつかやろう!と思ってずーっと放置してたんだよね。
その「いつか」が、2023年元旦のタイミングでようやく来たのです。
今年の正月は何の予定も無くて、家でゴロ寝しているのもな~と思い、うずら氏を誘って地元の広場で凧を揚げることに。
というわけで、めちゃくちゃ唐突な更新だけど、めちゃくちゃ素晴らしい活動ができたので、暇な忍者たちにぜひおすすめしたいと思ってPCを起動した。
凧に自分を張り付けて揚げるの、楽しすぎる!!
以下、忍者正月の新定番に!
↓ ↓ ↓
まず角凧を用意します。それから、凧に乗っている風の自分の写真も撮っておこう。
写真を撮る際は、凧に乗っている様子を思い浮かべて、遥か地上を見渡しているような表情を浮かべ、両手両足をパシっと伸ばすこと。
A3に出力した用紙がこちら。
アプリで背景をトリミングしたけど、その必要はないです(はさみで切り取りやすくはなる)。
ちょきちょきと切り抜き、貼り付け用の分身ができたら、
紐を通す穴を空けて、糊で凧の内側に貼り付ける。
裏からうっすら透けている様子も良かった。
でも、上手く飛ぶのだろうか・・・?凧なんて揚げたことあんまりない。
正月から自分を乗せた凧が低空飛行の末に地面へ叩きつけられ、引きずられたら・・・
そう思うと縁起が悪すぎるんだけど、ここまできたらやるしかない!
「凧を飛ばすときのコツ」で検索して出てきたページには、
・紐を持つ人と凧を持つ人の距離は5メートルくらい
・適切な風向き(河川敷など)
・紐を持つ人と凧を持つ人とで息を合わせて走る&離す
・・・などなど、テクニック面が出てきたが、「諦めないこと」とのポイントも出てきた。
2023年の命運を懸けて、諦めずにやってやろう!
見事飛翔!!
(上手く撮れてなかったけど、もっと飛んだターンもありました)
多分、この後の364日でこのダッシュを上回ることはない、今年一番の全力疾走だったと思う。
すごく疲れた。けど、飛んでよかったし、飛んだ時の達成感は得難いものだった。
凧に乗るという夢が叶った、素晴らしい元日でした!
ナイスファイト、小小しころ!
今回の凧あげでは色々掴めたので、もっと上空まで安定して飛ばせるようにまた場所や風の様子を選び、運動靴を履き、きっちり体力づくりをしてチャレンジしてみたい。
本当は夕方の少し薄暗い時にも揚げてみたい。
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ちなみにうずら氏は竹谷凧を作ってきて揚げた。
ケーキを作ったり、ぬいとお出かけしたり、世には色々な推し活があるが、「凧にして揚げる」というのもなかなかオススメ行動である。
推しを高く舞い上がらせよう!という気合いのもと、推しのために走る。自分が支えている!という実感。空から見下ろしてもらえるという高揚感。推しのために生じた疲労感、筋肉痛。全てが宝物・・・
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